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ガッスールジャパン・ジャミーラについて

ガッスールジャパン・ジャミーラは、1998年からガッスールの日本正規総代理店として契約を交し、日本で初めてガッスール粘土や乾燥を防ぐことで有名な化粧用アルガンオイルなどで作られたスキンケアシリーズ「Dエクストラ」を発売、香料を使用せずモロッコの自然豊かなハーブやダマスクローズを贅沢に使用したアイテムをお届けしています。

【OurStory】

[ガッスールとの出会い]

長年美容の仕事をし、ヘナなどの天然素材で痛んだ髪が甦ることなどたくさん経験し、美容に使える天然素材を探していることを知った、10数年来の日本に住むモロッコ人の友人からモロッコに昔から伝わる黒い石のせっけんがあると聞き、
モロッコを訪れた時に市場で見つけた小さな石のかけら。

石で髪を洗うなど信じられずにいたところ、帰りの飛行機で居合わせたモロッコ人から

「それは石に見えるけど水に溶ける粘土で、泥状にして使うことや、昔から石けんやシャンプーのように使われている」

との教えを受け、石に執着し始め帰国後にモロッコ大使館に問い合わせるなどして、その石はガッスールと呼ばれているもので、それを扱う人や会社のことの情報を得て、モロッコからサンプルを取り寄せて素晴らしい使用感と直感して、電話でのモロッコとのやりとりの末、ガッスール社の社長とコンタクトを取ることに成功する

そして再びモロッコへ・・・

12世紀より変わらぬ手掘りでガッスールが採掘されます。採りたてのガッスールは水分を含んでいて爪で傷つくほど柔らかくつややかなセピア色をしています。ガッスールは雲母の仲間なので何層にも何層にも重なりがあります。手掘りで採掘する時も剥がし取るような感じです。

採掘されたガッスールは水に溶かされ、不純物を取り除かれ、コンクリートテラスにまかれ、風と太陽で乾燥されます。出来上がったガッスールの小片は袋詰されて出荷されます。

モロッコ国内の市場では今でもガッスールのプレート状のものがそのまま売られ、昔ながらの方法で使用されています。

ガッスール

[ガッスールの商品化]

ガッスールはこのままでは頭皮や顔のパック剤としては最適だが、洗顔や洗髪をするには少々都合が悪い。
帰国後、石けんやシャンプーを手作りして身近な人たちに分けていたところ、そのうち石けんやシャンプーがよかったから、売って欲しいという愛用者が少しずつ増えてきたことから商品化をすることになっていきます。
新規の化粧品原料が市民権を得るまでには試験や実験に膨大な費用と時間が掛かることがわかり医薬品機構にも足を運び色々と学んでいきます。
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皮膚科と産科医にパッチテストをしてもらう。
(アトピー性皮膚炎の方を含む40名の方々に依頼)

その結果100%陰性で問題が無いばかりか、アトピー性皮膚炎の治療の補助剤としても有効という見解をもらう。

テストの結果が商品開発へのGOサインとなりました。

モロッコ大使館の方のお勧めもあって、1998年国連ユ二ド日本モロッコ投資促進会議がモロッコで行われ、その会期中にユ二ド副所長の立会いのもとにガッスールの日本正規総代理店の契約をモロッコガッスール社との間で交わす。

外国でのガッスールの使用状況は、ヨーロッパの数カ国とカナダでは既に製品化されており、モンモリロナイトに属する粧配基として製品化を進めることになるimage

生菌数の問題・・・
山から掘り出されたガッスールはモロッコ国内で粗製されてはいるものの、生菌数が多く日本の化粧品基準にはとうていあてはまりません。
色々な滅菌方法とテストを繰り返し、ガッスールにあった滅菌方法を見つけ出し
2000年にはシャンプーと石けんを製作し、ギフトショーに出展することとなる。

●2001年にはモロッコのガッスール社と共にドイツ・デュッセルドルフで原料メッセに出展。
●現在では数社を経て、粘土に長年携わってこられた粘土専門家による独自の滅菌法でガッスールの滅菌を行う。
●大学でスティーブンサイトの研究を行っている粘土学者の先生にガッスールの物性を調べてもらい、自社の分析表を作成。
●2001年4月から薬事法改正となり規制が緩和され、日本化粧品工業会にも原料名を“ガッスール”で申請するが、INCI名“モロッカンラバクレイ”に準じてということで“モロッコ溶岩クレイ”で承認される。
●ガッスールもエキゾティックな国の雑貨から化粧品または化粧品原料としての形がととのう。

●現在ではガッスールジャパン・ジャミーラがプロデュースしているD‐エクストラガッスール製品シリーズの他、数社からパック剤、石けん、シャンプー、入浴剤などガッスール製品が製造販売されております。