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やさしい木のカトラリー

コトカラで人気の、木のカトラリーシリーズ。

こちらは、ミャンマーの現地の素材と日本のデザインを掛け合わせたプロダクトを共同製作することで、ミャンマーの地域自立と人材教育を目指しているNPO法人アジアクラフトリンク様の商品です。

ミャンマーとの出会い

すべてミャンマーの天然素材を使い、一つ一つが手作業で作られています。

なので、よく見ると一つ一つが微妙に違う表情をしています。

ミャンマーは世界的に貴重な銘木の産地であり、良質な木材がたくさんあり、多くの人が伝統産業として木工芸に従事しています。

ただ、堅木の乾燥が難しく、カビの発生や曲がりなどが発生し、せっかくの製品がダメになってしまうことが多かったそうです。

とはいえ、何年も自然乾燥させたり、高価な人工の乾燥装置を導入することも資金的な面で難しい。そこで、アジアクラフトリンク様では現地の材料で乾燥装置を自作したり、現地でできる方法での乾燥方法の実用化を図ってきました。

今ではその乾燥方法が実用化され、その技術を地元の多くの工房に公開し、多様な木製品の誕生に貢献されています。

現地に即した乾燥方法

そんな思いで作られたカトラリー含めた木製品の数々は、日本のデザインを取り入れているため、日本の生活にもマッチしたサイズ・形状となっており、私たちの日常生活に天然木のやさしい温もりを加えてくれます。

そんなカトラリーの中で、コトカラで人気商品BEST3を紹介します。

第3位 三角フォーク(アジアンウォールナット)

柄の三角形が手にフィットして持ちやすく、非常に重厚で堅いアジアンウォールナットという木材を使っているので耐久性に優れ、またその杢模様により、落ち着いた高級感があります。コトカラでは5本セットが特に人気です。

第2位 パスタ用スプーン&フォークセット(ツゲ)

ナチュラル色の明るく優しい色合いで軽い素材のツゲで作ったシンプルなデザインのスプーンとフォークです。ビルマツゲを使い、薄く削りだした使いやすいフォルム。檜のような、自然な木の色調です。ツゲは強度が高く、日本でも古くから将棋の駒や印鑑、櫛などに多く使われる良質な木材です。

第1位 ポテチトング2本セット(ツゲ)

こちらはシリーズでツゲと鉄刀木の2種類あり、どちらも人気なのですが、第2位のパスタ用スプーン&フォークセットと同じツゲの方が明るい色合いで少しだけ人気が高いです。私はポテトチップスを素手以外で食べたことなかったのですが、このスマホ時代のご時世、スマホをポテチの油で汚さないため、また、この新型コロナウィルスが感染爆発していることで、より衛生面に気を配る方が増えていることの現れだと感じています。そのサイズ感とデザインが可愛らしくて断トツの一番人気を誇っています。

 

このほかにも木のカトラリーシリーズは種類豊富に取り扱いしております。

金属のカトラリーにはない天然木のやさしい口当たりと手触りをぜひ皆様もお試しになってください。

 

また、その他のアジアクラフトリンク様の活動をご紹介いたします。

❏織物教育支援プロジェクト

手織

ミャンマーの織物産業の中心地域、マンダレー・アマラプラー地区には手織の工房が残っており、織物を生業とする人々が多く暮らしています。手織りは伝統的な織り方やデザインで製造していて、生産性が悪いため近年は減少傾向にあります。ミャンマー国内の需要はもとより、有望な輸出産品にもなりうる織物は、技術の向上とさらなる発展が必要不可欠です。

  • 手織り技術に係る予備調査結果を踏まえ、指導者育成計画を作成する
  • 日本の専門家による技術指導により織物の応用技術やデザインを織物学校の教師が習得する
  • 手織り技術の教育プログラムを策定する

などの活動を行っています。

 

❏オーガニックコットン開発事業

コットンの開発サイクル

手紡糸作りはミャンマー農家の副業です。化学肥料、殺虫剤には無縁の農家が多いのですが、それを検証できず無農薬栽培の価値を生かせませんでした。
そこで2009年にミャンマー政府と協力して、現地でも管理出来るシンプルな無農薬の管理体制をつくりました。それで得られたコットンで草木染、手織のコットンショールをミャンマーの一村一品製品として開発しました。
その後、栽培実験など繰り返して、今年はミャンマーのNGO団体Dear MyanmarとNGOミャンマークラフト支援会が提携して、現地でオーガニックコットン栽培組合を発足。国際認証のオーガニックコットンを目指します。成功すると、栽培農家は従来より高付加価値のオーガニックコットンで安定市場を得られます。地域経済の振興には大きな力になります。
これらの運動に私たちアジアクラフトリンクと(有)エスケイプランは協力しています。

 

❏植林事業

植林事業

NPO法人アジアクラフトリンクは、ミャンマーの木材で木の生活雑貨を作り、地域産業育成による自立支援をめざして活動しています。あわせて、大事な資源を守るために地域の人々と一緒に植林活動も行っています。100年後もミャンマーで木工産業が継続されていくため、地球環境を守るため、子供たちの未来のために、「ミャンマーの森づくりプロジェクト」を開始いたしました。地域の人々や木工関係の人々などと一緒に毎年植林を行います。この植林プロジェクトを継続して行っていくためにも皆様のご協力をぜひお願いいたします。

ひと口、3,000円のご寄付をいただきますと、現地において紫檀・黒檀・チークなど3本の銘木の植林が可能です。今年度は、パゴー管区パゴー郡のレーエイス村、レーエイス小学校において100本の植林を行いました。

ぜひ「ミャンマーの森づくりプロジェクト」にご協力ください。ひと口以上、何口でも結構です。ご寄附の方法は下記に記載の郵便振替またはゆうちょ銀行へお振込みください。お振込みいただきますと、活動の報告を毎年お送りさせていただきます。

郵便振替

00580-7-62816
特定非営利活動法人アジアクラフトリンク

ゆうちょ銀行振込

ゆうちょ銀行059支店
当座預金 0062816
特定非営利活動法人アジアクラフトリンク

❏有機栽培紅茶支援プロジェクト

1800m

中国国境付近の1800m高地に住む少数民族パラウン族は700年の茶栽培の文化を持っています。
涼しい気候と有機肥料で育て茶葉を日本人お好みに合わせたマイルドな風味に仕上げた特注品で、日本では当方のみが正規輸入しているマイナーな存在ですが、リピーターが多い隠れた人気品です。ストレートティをお奨めしています。

❏蓮布開発プロジェクト

モダンデザインの蓮布ショール

ミャンマー、中部900mの高原にあるインレー湖の中にインター族30万人が水草を集めて耕作地を作り半農半漁で生活しています。(昔、安全を求めて湖の中に移住した民族です)

手工業の織物も伝えられ、そんな環境で湖の蓮から糸をとって織物を作るようになりました。
しかし、環境変化によって湖面が減少し、蓮生産も変化を迫られています。

 

そのほか、ミャンマーの発展のために尽力されているアジアクラフトリンク様には頭が下がります。

コトカラでは、その商品を少しでも多くの方に広めるお手伝いを微力ながら今後もしていきたいと思っております。

 

 

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