- 商品説明
雪国の手仕事 奥会津 編み組細工
日本のふるさと・・・
奥会津三島町の、自然素材を用いた堅牢で素朴な「籠バッグ」。
人の手の温もりと奥会津の風情溢れる逸品です。山中での厳しい作業に耐える頑丈な籠としてつくられてきました。
材料となる山ブドウの皮は、栗の花の咲く6月頃に採取する一枚皮が原材料とされます。
質の良い山ぶどうの皮を採取するのは大変な労力を要します。材料が強靭であり、使い込むほどに艶を増し深く濃い飴色へ変化していきます。
使いながら変化を楽しみ、自分だけのバッグに育てるという楽しさもあります。
非常に丈夫な素材なので、大切にお使いいただくと数十年と受け継いでご愛用いただけます。素朴であたたかみのあるやさしい印象。
仕舞い込まずに季節や年代の垣根なく、どこへでもいつでも気軽に利用してください。残念ながら、今では作り手は減るいっぽうで、蔓自体も年々減少傾向なので、
山ぶどうのバッグ自体が希少なものとなりつつあります。サイズ:W約30cm
D約(マチ)12cm
H約20cm
※持ち手を入れた高さ
約34cm
重 量:578g
●1点1点手作りのため、同じように見えても形やサイズに若干の違いや誤差があります。
写真の商品が実際の商品となります。
●扱いやすく使う機会の多いサイズのバッグです。素材:山ぶどう蔓
編み方:網代編み
※スタンダードな網代編みはシンプルで飽きのこない、柔軟な編み方です。●内布つき(目隠しつき)
スマートフォンが入る大きさのポケットが付いています。商品番号:KMY4-87
【美しい村 三島町】
〈初夏の奥会津三島町〉
〈秋の奥会津三島町〉
〈春間近の奥会津三島町〉- かごバッグのお手入れについて
●籠バッグは湿気を嫌います。
雨などで濡れてしまった場合はタオルなどの布でさっと拭いて風通しの良い日陰で乾かしてください。
かなりしっかりと濡れてしまった場合は型崩を防ぐために新聞紙などを丸めてぎゅうぎゅうに
詰めて風通しの良い日陰で乾かしてください。
●普段のお手入れは、網目にそってタワシかけしていただくと、ほこりが取れて艶が出てきます。
決して濡れたもので拭いたりしないようにしてください。
●お使いにならない時でも籠バッグは仕舞い込まずにお部屋に出しておいてください。
インテリアとしてもお部屋に馴染むバッグです。
置き場所は湿度の高い場所は避けてください。カビの原因になります。
●自然素材のため、ひごにムラや節や剥がれなどがあります自然素材の特性としてご理解ください。
使い込むうちに馴染んできて、そのバッグの風合いとなっていきます。
●羽立ったところは、ライターでちょっと焼いてあげれば簡単に取れますのでお試しください。
●毎日のように手で撫でで可愛がってあげてください。
手脂により艶が増し、使えば使うほど深い飴色に変化していきます。
3年後、5年後、10年後が楽しみなバッグです。
●使い始めはニットや絹製品などデリケートな素材は擦れることがありますのでご注意ください。
使っていくうちに籠の表面が馴染んで滑らかになっていきます。
それまではお気をつけください。
●長くお使いいただくバッグですので、使っているうちに持ち手が緩んでくる場合があります。
その際はご連絡をください。
お時間はいただきますが修理いたします。
修理期間と費用につきましては職人が状態を見てからの納期・お見積もりのご提示となります。世代を超えて長くご愛用いただける籠バッグのある生活をお楽しみください。
- 籠バッグのお手入れに最適な[ココナッツのゼブラたわし]プレゼント!
山葡萄籠バッグをご購入された方に、お手入れにも便利な可愛い《たわし》を
プレゼントいたします。スリランカで作られた
《ココナッツのゼブラたわし》の詳細は画像↑↑↑をクリックして下さい。- 奥会津 三島町の生活工芸運動
「冬は好きだ。ものづくりができるから。」
三島町の生活工芸運動が始まったきっかけは昭和50年代に行われた三島フォーラムでのこの言葉でした。
三島町のある奥会津は豪雪地帯。
冬になると約2mの雪で覆われてしまいます。そんな農閑期の仕事はものづくりでした。
ワラジや蓑(みの)をはじめとした道具や衣類、荷縄やカゴなどの山仕事の道具など、いろんなものを作り、直し、
そしてまた一年間を過ごすための準備期間でもありました。
それは家々で、じいちゃんやばあちゃん、子ども達も一緒になって遊びながら作っていたことでしょう。
日本人は古くから道具を作り、道具を使って生活してきたのです。
三島町では約2,400年前の縄文時代の荒屋敷遺跡から編み組細工が発見されています。
今と全く変わらない技法、そして使用感はその暮らし振りの片鱗を伺うことが出来ます。そのものづくりの文化を後世にも伝えていくために昭和56年から始まったのが生活工芸運動です。
地域の資源を活かした地域づくりを数十年に渡り、町の人たちの力で受け継いできた運動です。【奥会津編み組細工】
奥会津地方の山間部で採取されるヒロロ、山ブドウやマタタビなどの植物を素材とする編み組細工で、
山間地における積雪期の手仕事として、日常の生活に用いる籠や笊などが伝承されてきました。
福島県大沼郡三島町を主な産地とし、ヒロロ、山ブドウ、マタタビ素材とした手さげ籠、抱え籠、肩かけ籠・菓子器・炊事用具などが作られています。
自然素材を用いた堅牢で素朴な手編みの良さが特徴です。
地域に住み続けている高齢者を中心に一つ一つ丁寧に制作しています。
〈初夏の奥会津三島町〉
〈秋の奥会津三島町〉- ものづくりを残したい・・・
日本人の暮らしの風景の中で、失われつつあるものの一つが「ものづくり」です。
現代の生活の中で道具や衣類のほとんどは、非常に安価でしかも機能的で実用性が高いものであふれ返っています。
自分でものをつくる必要性はどこにも感じられません。安価な商品の背景には、そのれなりの理由があります。
簡単に手に入るものは、簡単に捨ててしまいます。
大量に生産されるものは、地球にたくさんの害を及ぼすことがあります。自然の素材を活かし、昔からの技法で丈夫なものを作り、長く使うことのできる・・・
そんなモノと伝統を守っていきたいです。- 【送料無料】
こちらの商品は[送料無料]の対象商品です。
山葡萄かごバッグ 578g W30 国産奥会津三島町 伝統的工芸品
154,000円(税込)
在庫切れ